首都 | レイキャヴィーク/Reykjavík (人口約11万人) |
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独立年月日 | 1944年6月17日 デンマークより独立 |
面積 | 10万3000km² (日本の約4分の1) |
人口 | 約29万人 |
民族 | 北方ゲルマン系アイスランド人96% |
言語 | アイスランド語 (公用語) |
宗教 | 福音ルーテル教約90%、プロテスタント、カトリック |
地形 | ヨーロッパとグリーンランドの間にある、北大西洋上に浮かぶ世界最北の島国で、北部は北極圏に接している。大西洋の中央海嶺上にあるため火山活動が活発で、溶岩に覆われた平原、すり鉢状の火山湖、間欠泉などもあり、温泉も豊富。島の中央部から南部にかけては氷河も多く見られ、絶壁や渓谷など氷河の移動による形跡もいたるところに存在する。 |
気候 | 北極圏に近く高緯度に位置する割には温和な海洋性気候で、冬季にも平均気温が零下になることが少ないのは、メキシコ湾からの暖流の影響を受けるためである。夏季は最温月でも平均気温が10℃程度と冷涼である。島の北部は北極からの寒流に洗われ寒帯気候である。 |
GDP | 41,865米ドル (2004年) |
通貨単位 | アイスランド・クローナ/Icelandic Krona (ISK) |
為替レート | 1kr(クローナ)=約1.9円 (2005年) |
産業 | 最大の基盤はタラ、ニシンを中心にした漁業で、輸出の70%以上を海産物が占めている。これにより国民は豊かで高水準の生活と福祉国家を実現した。農業は牧畜が主だが農地は全土の1%以下であるため、農産物の多くを輸入に頼っている。また水力発電と地熱発電を利用したアルミ精錬も重要産業である。 エネルギー供給では水力・地熱などの再生可能エネルギーが世界最高率の70%強を占めるほか、昨今は脱化石エネルギーに代わるエネルギーとして水素エネルギーの開発に力を入れている。ロイヤル・ダッチ・シェル、ダイムラー・クライスラーとの共同研究は実際に3台の水素エネルギーバスが市内を走行させるという実践的なもので、世界中から注目されている。 |